このサイトへいただいたお便りを紹介していきます。
これまでに発達障害の子供を育ててきて、気付きや悩みが解決した方法などについて体験したからこそ見えてくる皆さんの心の声です。
発達障害を持つ中学生の育て方について、同じような境遇で悩んでいる家庭の皆さんとシェアして少しでも明るい明日が来るよう願っています。
育てる親も大変ですが、当の本人は「感じるもの」は心の中に持っています。親として面倒がらず子供を深い部分で理解することが、何よりもいちばん大切ではないかと思います。
発達障害をもつ中学生の育て方は「愛情」がどれくらい大事か?
発達障害児を持つ親にとって、子供の成長過程による接し方などは、とても重要になります。普段との接し方も変化しますし、やはり中学生になると小学生の頃とは違った接し方をすることになります。
発達障害の子供が大きくなるにつれて育て方にも段階がある
育て方も幼少時、小学生、中学生と発達障害児の成長過程も大きく違いがあるため、その辺はきちんと認識しておかねばなりません。やはり、認識した上で育て方を自分なりに工夫することもできます。
発達障害児を持つ場合、一人で閉じこもるのはよくないので、まず専門家などへ相談しながら成長過程をきちんと認識しながら育て方を検討していくなど、色々とサポートが必要になります。
子育てにおいて、親子関係はとても大切になるため、発達障害児とのコミュニケーションや接し方など中学生になったら工夫していかねばなりません。
まず、親子で一緒にいる時に楽しいと思えることは大切になります。
どんなに小さな出来事でも子供にとっては大切な一歩になるので、スモールステップを踏みながら一緒に喜んであげたり、成功体験を積み重ねていくことで親子関係も良好になります。
子供が急に大きな声をあげたり、罵声をする場合など叱ってばかりいると子供も窮屈に感じるようになり、よけいに発達障害を悪化させることにもなります。
中学生になると自我もかなり強く出てくるので、小学生の頃とは育て方を変える必要があります。
何でも言うことを聞いていた小学生の頃とは違い、中学生になると自我が出てくるので嫌なものには大きな声で抵抗するようになったり、得意なことには熱中するけど、学校でも嫌なことがあったら我慢できないなど色々と私生活にも変化がでてくる年頃になります。
障害による問題行動を起こした時の対処法
子供が問題行動を起こしてしまったら、それには何か原因がありますし、その原因をきちんと理解しないまま過ごしていると大きな壁になってしまうことになります。
自分ではあまり認識できない子供も多いので、親が子供の行動などきちんと把握しておくことは大切です。
子供の行動をじっと見ていると、中学生は自我が出てくるので「やりたいことができない」と問題行動をとるようになります。
その辺を親が上手に導いてあげたり、もしくは無理なことは言葉できちんと伝え、子供本人に意識させることも必要になります。
育て方を成長段階に応じて変えていかねばなりません。そうすることで子供も意識しながら行動するようになりますし、子供のイライラを上手にコントロールすることが何より大切になります。
きちんと理解してサポートしてあげることで子供は安心して過ごせるようになります。イライラすることで人に対して外を与えるようになることもあるため、きちんと子供をサポートすることは大切です。
子供自身のイライラを解消することが何より大切になります。親が子供の話しを聞くだけで、子供は落ち着きますし、ホッと穏やかに過ごすことができます。
それだけで子供はグングン成長していきますし、中学生になったらどんなにくだらない話しだとしても真剣に子供の聞いてあげることが、育て方において重要なポイントになります。
発達障害児を頭から押さえつけようとしても絶対反抗しますし、きちんと子供の特徴や良さなど理解した上でサポートしてあげることで、できる範囲が広がっていきますし、子供なりにできる行動が増えていきます。
得意分野はグングン吸収して伸びていきますし、将来的にも立派に成長することができます。今までは無理だと思っていたり、諦めていたことも子供にあった進路選択をすることで、無理せず進んでいくことができます。
発達障害をもつ中学生の育て方はマイペースな「愛情」が大事
完璧を目指さず、できる範囲で子供のペースに合わせてやっていけばよいですし、最低限をクリアすれば、その子にとっては十分な達成感があるので、子供も叱ったり責めたりするのではなく、きちんと認めてあげることが何より大切になります。
困った時は親や先生などに頼りながら、少しずつでもいいので生きていく方法も身につけてあげることが大切だと感じています。
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